これを書いている1999年3月の時点で、『ワールドスタジアム3』がまもなく発売されることが決まっていますが、基本的なゲーム部分は変更されていないようです。3への参考及び自分自身の記録として、以下に攻略法(?)など書いておきたいと思います。
初代『ファミリースタジアム』以来、ナムコの野球ゲームは購入するたびに遊び込んでいるのですが、一つだけ心残りがありました。それは、
完全試合の達成
でして、プレイステーション版の前作『ワールドスタジアムEX』に至るまで、9イニングの設定ではノーヒットノーランすらできませんでした。が、ワースタ2でついに達成しましたので、次章以下でポイントや記録をまとめてみたいと思います・・・といっても、自慢の要素が含まれてしまうことは否定できませんが。
ちなみに、初代『モエプロ』こと
燃えろ!!プロ野球
でしたら完全試合を達成したことがあります。下から上に浮き上がる魔球を投げ続けて記録したのですが、ゲーム終了後に何も起こらず哀しかった記憶があります。
ヒットを許さず9イニングをしのぐには、メンバー選びが重要かと思います。ここでは投手を中心に、選手の選択と操作方法について簡単にまとめています。
いろいろ遊んでみた結論としては、
軟投派で、球質は普通の先発投手
が一番狙いやすいようです。
まず、三振を狙うとスタミナが切れてしまうので、内野ゴロか外野フライに打ち取っていかなければなりません。すると、速球派ですとカウンターで一発をくらってしまうことがあり、完全試合を狙うには不向きなようです。
さらに、球質が軽くても外野の頭を越されやすくなります。ですから、重い方が良いはずなのですが、逆にポテンヒットを許すこともあり、球質は普通が一番良いようです。あと、先発型でさえあれば、先発Aでも先発Bでもさほど違いはないようです。
エラーしてもノーヒットノーランは継続できますので、外野は守備よりも走力を優先するのが良いと思います。特にセンターはポテンヒット性の当たりがよく飛びますので、走力Aクラス以上の俊足選手を置くことが最重要課題かと思います。
外野ほど走力にこだわる必要はありませんが、内野安打を防ぐためショートは強肩選手にした方が良いようです。ゲームではサードよりも守備範囲が広い感触ですから、深い位置からも一塁に返球できる肩が必要となります。
操作方法についてですが、
外角のハーフスピード
を基本として投げ続けるのが確実で楽かと思います。
2ストライクに追い込んだ場合は三振狙いで内角も考えられますが、前述したように打ち取ることを念頭に考える必要があります。変化球は外に逃げる方向を中心に使うと良いと思います。
また、守備については、ミート中心の好打者のときに前進守備を忘れないようにしましょう。逆にパワーのある強打者のときは後退守備にすると良いはずですが、前進守備ほどは気にしなくてかまわないかと思います。
ここでは、証拠と参考までに私が完全試合を達成したときの記録をまとめています。打撃関係や相手チームのデータについては省略しています。
『ワールドスタジアム2』では、ナムコスターズを含めてのリーグ戦が可能でしたので、ファミスタ時代にナムコスターズを(弱くても)使い続けていた私は、
ナムコ・千葉ロッテ・オリックス・阪神・中日・横浜
という組み合わせのリーグ戦を選びました。DH制なしの設定で、達成したときの球場はパックランドスタジアムでした・・・私がファンである千葉ロッテを相手に完全試合という結果になってしまいましたが。
順 選手名 守 走 肩 守 1 ピノ 中 S C C 2 受付小町 捕 A A E 3 スタン 三 D C C 4 パック 一 D D C 5 仁 遊 C B D 6 野球くん 左 D C D 7 リチャード 右 C B C 8 Dr.ダン 投 C C C 9 マッピー 二 B C A 前述したように、センターの足とショートの肩は重要な要素かと思います。いずれも守備力は高くありませんが、エラーしてもノーヒットノーランは継続できます。その他のポジションは打撃優先で組んであります。
順 選手名 → 選手名 走 肩 守 6 野球くん 左 ワルキューレ A C D 7 リチャード 右 クローヴィス A S S 途中から達成できそうな気配を感じて守備固めしました。こちらも、守備力より走力を優先しています。
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ナムコ 2 1 2 0 2 0 0 1 × 8 後半はバッティングには集中できませんでした。完全試合を達成した槙原投手の気分の片鱗を味わうことができた気がします。
投手名 投回 打者 球数 安打 三振 四死 失点 自責点 防御率 勝敗数 Dr.ダン 9 27 46 0 1 0 0 0 1.76 13勝2敗 最速140kmの投手ですが、打ち取るにはちょうど良いようです。これ以前にも、9回1死までノーヒットだったことがあるのですが、そのときは球数が70球をこえていたこともあって打たれてしまいました。
次回作の『ワールドスタジアム3』では、千葉ロッテで完全試合を狙ってみたいと思っています。ショートは小坂選手が俊足で強肩ですし、堀選手や諸積選手が俊足なのでセンターについても問題なしです。
さらに、『軟投派で、球質は普通』と書いていて、千葉ロッテにぴったりの投手がいることに気が付きました。それは、チーム現役最年長の
園川一美投手
でして、味のあるピッチングをゲームでも再現させたいところです。ただ、今回も中継ぎ投手として登録されているようですが、現実世界では先発登板も完封もありますし、最終目標として挑戦したいと思っていたりします。